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大田原ツーリズム × 白鷗大学

11月14日、白鷗大学で、株式会社大田原ツーリズムの藤井大介代表取締役と星野グリーンツーリズム事業アースントリップ担当をゲストに迎え、働く人図鑑vol.2を開催しました。28名の学生が参加してくれました。

働く人図鑑は、社長に会社の想いや背景を、従業員に具体的なお仕事内容とやりがいとを聞かせてもらい、学生から質問を募り、コーディネーターが入り、働く人と学生の対話を進めていきます。

働くって何??と考えている学生や、大田原ツーリズムさんのように、観光やまちづくりを仕事にしたい学生からの質問は、どれも魅力的でした。こうした対話を通じて、栃木の魅力ある会社を学生に知ってもらい、地元の中小企業を職業選択の一つにしていきたいと思います。

株式会社大田原ツーリズムは、大田原市で、着地型観光事業(農業体験等の各種体験、農家民泊の宿泊の受入れ、学校等の教育旅行、企業や団体の旅行、個人向け旅行の受入れ)、地域商品開発事業(地域のブランド商品を発掘・商品化)の事業を展開しています。

トークセッション

後半は、学生からの質問に”働く人”が直接答えていきます。台本のないトークセッションでは、学生に想いに応えるべき、素直な”働く人”を声と想いを聞かせて頂きました。
実際の50を越える質問がありましたが、その一部を紹介します。

1つ1つの体験プログラムを作るときのコツや考え方はありますか?仕事をしているときに常に意識していること、心がけていることはありますか?

  • 情報発信をする上で、工夫はありますか?
  • 地域に住む人でやりたくないという意見や、人を呼びたくないという人はいなかったのでしょうか?いたとしたらその人をどう説得いったのですが。
  • 旅行代理店と旅行会社のそれぞれで向いている人はどんな人ですか。求められている人材像など知りたいです

など、お仕事内容への関心や、働く姿勢などの質問に、藤井さん、星野さんは、分かりやすく話してくださり、あっというまに対話の時間が過ぎていきました。

アンケートからは、90%以上の学生が満足度はもちろん地元企業への関心も高まったと回答してくれています。
参加者のからの声を一部抜粋します。

  • 地元の企業の思いや魅力を直接聞くことができて、これからのことを考えるのに役立ちました。
  • 質疑応答の時間は、その質問に対する応答であって、それだけでない人生にとって有益なことを得ることができた貴重な時間となりました。ありがとうございました。
  • 興味のあることをどんどんやることや、継続性があること、コミュニケーション力など、必要な力を教えてもらったので、実践しようと思った。
  • 私は那須塩原に住んでいるので、今回の話は身近に感じられ、地元の良さの再確認や一見何もないと思われていた地元でできること、実施されていることが分かり、勉強になりました。

会社で働く一人一人の想いを「見える化」させることが、今の学生が必要としていることなのだと感じました。大変、お忙しい中、お時間を頂き、お話下さった藤井さん、星野さん、どうもありがとうございました。また参加して下さった学生の皆様、ありがとうございました。また多大なご協力頂きました白鷗大学の結城先生、関係者の皆様方、ありがとうございました。

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なお、この事業は、平成24年度補正「地域の中小企業人材確保・定着支援事業」の一環で、株式会社TBCスキヤツト様と協働で実施させて頂いております。