グリーンデイズ × 宇都宮大学
7月17日(水)、宇都宮大学キャリア教育・就職支援センターにご協力頂き、「働く人図鑑トークセッション」を宇都宮大学で開催しました(学生参加者6名、オブザーバー5名)。
「働くって何だろう??」をテーマに、地域密着型企業の経営者と従業員のリアルなお仕事を聞き、学生と働く人が対話をしていきます。
農産物直売所「あぜみち」を経営する株式会社グリーンデイズ
今回は、”農業で働く”株式会社グリーンデイズの林書緯代表取締役と岡田和子本店店長にお越しいただき、林さんから会社で大事にしている想い(理念や考え方)、岡田さんから農産物直売所のお仕事内容と働きがいをお話頂きました。
印象的だったのは、社長林さんからの”直売所に買いに来てくれるお客さんも、従業員もだけれど、毎日新鮮でこだわりある野菜を届けてくれる農家さんが幸せになれるお店にしたい”、”そして、農家さんが輝ける舞台を創ることが自分達の仕事です”。
その言葉が従業員にもしっかり届いて、その舞台を常にさらに素敵なものにしようと、日々従業員が商品の質にこだわり、農家もお客さんも従業員も大切にしていること。
そして、社長と従業員が率直にお互いが意見を表現し、双方に受け止め、昨日より今日をよくしていく想いとアクションに溢れています。そうして会社をみんなで創っていっています。
トークセッション
後半は、学生からの質問に、”働く人”が直接答えていきました。学生からは、直売所の仕組みから働く人のモチベーションや困難への立ち向かい方など、多くの質問がでました。
その他、実際の質問を挙げると、
- 農家の方に直接訪問して、野菜がどのように育てられているのか。どんなこだわりがあるのかなどを見てくることはありますか。
- 社長を辞めたいと思ったことはありますか。あるとしたらどんな時ですか。どうして続けていこうと思い直しますか。
- 売れ残りはどうなりますか。その分のお金も負担していますか。
- 仕事をする上で一番大切なことは何ですか。
- スタッフの採用に関して重要だと思うことは何ですか。
- 学生の積極的な姿勢に、林さん、岡田さんともにその気持ちに応えようと丁寧に答えてくれました。
参加した学生の声には、
- 人との繋がりが大切だと分かった
- 実際に生き生きをお仕事されている方のお話を聞くことで、士気が上がった
- 働く人の生の声を聞くことができて、将来を考える上でとても役に立った
- 地元を活性化させるために活動している方がいる、ということが知れて、栃木県内で就職する楽しさが分かった
- 仕事内容だけでなく、大切にしていることなど内面の部分もお聞きできた
など、アンケートでは、(未回答者1名を除くと)参加者全員が中小企業への就職の意識が高まったとの回答でした(満足度も参加者全員満足)。
次は、11月に同じく宇都宮大学で開催します。まだゲスト企業は決まっておりませんが、リアルな話を聞いて見たい地元企業や業種がございましたら、ご連絡下さい。参考にさせていただきます。
大変、お忙しい中、お時間を頂き、お話下さった林さん、岡田さん、どうもありがとうございました。また参加して下さった学生の皆様、ありがとうございました。また当日お越しいただきましたあぜみちの綱川店長とドクターリフォームサンセイの山口代表も、ありがとうございました。
なお、この事業は、平成24年度補正「地域の中小企業人材確保・定着支援事業」の一環で、株式会社TBCスキヤツト様と協働で実施させて頂いております。