過去のインターンシップ
プロジェクト名
”食べて美味しい”から“食べてもらいたくなる”梨へ!これから梨園づくりに挑む新たな作り手開拓プロジェクト
受入団体
阿部梨園
プロジェクト概要
もっと梨づくりを近くに、そしてリアルに。梨の生産を間近で感じながら、新たな梨づくりを行っていく阿部梨園を共に創っていく仲間を開拓していく「1day梨仕事」「週末梨屋」の実現プロジェクト。
“家業”から“事業”へ。
栃木の自然の恵みを受けた“梨”をより広く、より多くの人に届けたい。その先に、栃木を知り、感じてもらえる人が広がっていくこと、そして笑顔になる人が広がっていくことを願って。そしていつかは、阿部梨園の梨が人との笑顔を繋ぐギフトになることを目指して。
それを実現すべく、今、まさに挑戦している。
今の作付面積を広げ、より多くの人に喜んでもらえるように質を落とさず収穫量を増やしていく。そしてもう一つ、現在のパートさんたちをはじめ、共にこれからの阿部梨園を創っていく新たな作り手を広げていく。そのために、より梨仕事や生産現場を近くに感じて、想いやアイデアを生み出すことのできる仕事体験プログラムとしての「1day梨仕事」や、短期間短時間での貢献可能な人材登録「土日農家」を実現していく。栃木で生まれ育てた梨を、日本中に届かせ、人の笑顔を創り出せるギフトとしても通用する梨屋を目指す農家と共に挑戦していくプロジェクト。
背景
15年前、40年前に先代から始まった梨畑を継いだ。
今も昔も変わらないのは、梨へのこだわりと独自の販路開拓。
30代で阿部梨園を経営する園主阿部英生さんは、生産や販売も独自色を出すように心がけてきた。
包装紙やパッケージのデザイン化、ケーキ屋などのお店への直接売り込みなど。
その結果、東武デパートでの販売を実現し、ゆうパックでは県内発送件数1位(3年連続)を記録している。
将来を見据えた時、阿部梨園の梨を全国に届け、栃木を知ってもらいたいという想いが芽生えた。収獲量や販売売上だけでなく、新たな梨の食べ方や喜ばれ方を創り出していきたい。梨の常識にとらわれない新たな梨の付加価値をつくるアイデアや販売方法、作付けの工夫などの新たな視点を加え、共に、新たな梨園を作り上げていく仲間を広げていく。“守りながら、変えていく”阿部梨園の次の一手を創造する。
インターン生の取組み
1ヶ月目
梨の生産・管理補助
→仕事を覚える、梨を理解する。初めて梨仕事に携わる面白さを見つける。
2ヶ月目
「1day梨仕事」の企画・運営・調整・広報
「土日農家」登録の企画・運営・実施
(既存の顧客データ整理)
3ヶ月目
「1day梨仕事」の実施、修正
「土日農家」登録開始。
4ヶ月目
「1day梨仕事」の実施
「土日農家」登録の広報
募集要項
特徴1
こだわりの伝統と進化に向けた挑戦をし続ける梨屋。
先代から受け継いだ「守る」部分である「収穫量より品質重視」「堆肥を用いた土づくり」を基礎とし、その上に現在の経営主が考えた「変えていく」部分、たとえば「視察で培った技術」を活かし、「土壌調査の徹底」「適期作業の徹底(雇用による労働力確保)」「コクのある梨作り(カルシウム・アミノ酸資材の投入)」、「透明感のある梨作り(過分な窒素施肥をしない)」「時代にあった品種構成(2016年には16品種)」「オリジナルパッケージによる農産物の商品化(AVE-CHE・誘い箱・ケーキ箱・サンクス・・・)」という方針をミックスさせながら「毎年・毎年・去年以上」の実績を目指し、進んでいる。
特徴2
梨の生産現場を、見える化、入れる化し、梨づくりに携わることのできる機会を広げる。
もっと梨を知ってほしい、もっと梨を近くに感じてほしい。そして梨の外にある新たな発見を創り出してほしい。そのために、インターン生にも実際に梨の生産現場にも入ってもらいます。それは、自身にも、初めて梨仕事に触れた発見を大切にしてほしいから。収穫期だけでなく、11月からは、来年の準備に向けた大事な土づくりが始まっていきます。生産⇒収獲⇒土づくりと、自身も梨屋のサイクルを間近に感じ、実感したうえで、それぞれ時期での現場をより近くで感じられる機会を創出していきます。
期待する成果
- 梨の付加価値づくりのアイデアや想いを持った方々との出会い
⇒「1day梨仕事」での参加者30名(10名×3回) - パートさんのプロ意識、新たな気づきが生まれる。
⇒「1day梨仕事」で教える方になるパートさんの人数 6名 - 体験者による(全国への)情報の拡散
⇒阿部梨園のブログ、FBが10%UP(導入前月比)
仕事内容
- 梨の生産・管理業務補助
- 「1day梨仕事」(体験プログラム、アイデアを社員さんに提案。) の企画・調整・広報・実施
- 「土日農家(ボランティア)」登録の企画・運営・実施
- (既存の顧客データの整理)
得られる経験
- 顧客を考えた企画を実現していく力
- 社員の力を最大限生かしていくマネジメントや組織化のプロセス
- 農業の仕事の理解と、農作物の付加価値の創り方
こんな人におススメ
- 農業に関わる仕事してみたい若者。
- 企画、アイデアを考えていくことが好きな若者
- 農家の自立、独自の販路開拓、農産物の付加価値創出に関心がある若者
- 人と自然を大切して働きたい若者
事前課題
なし
募集人数
1名
期間
4ヶ月間 9月1日~12月20日
勤務要件
勤務頻度
(学期中)週2日程度 週10時間程度(日程は、インターン生の都合により)
(長期休暇中)週4日程度 週30時間程度(日程は、インターン生の都合により)
勤務時間
8:30~16:30のうち要相談(希望者の日程を踏まえ決定)
勤務地
阿部梨園
(栃木県宇都宮市下荒針町3409)
インターン生への活動支援
活動支援金支給なし
インターン生自身の経費負担
当団体のチャレンジ会員(入会金¥500/年会費なし)になって頂きます。
応募方法
希望者は下記内容を明記し、当事務局までお送り下さい。
(当プロジェクトは既に募集を終了しております)
- 氏名
- 連絡先
- 年齢
- 所属
- 希望するプロジェクト
- 一言
- なぜ「阿部梨園」インターンをしたいのか(文字数は問わず)
応募先
ysn_officeアットマークtochigi-ysn.net
(件名を「インターンシップ希望」としてください)
インターン実施までの流れ
- (問い合わせや事前に相談を希望する。⇒メールまたは電話を下さい。)
- 「インターン希望」の応募メールを送る。
- 「エントリーシート」が届き、記載に送り返す。
- 事前面談⇒受入の可否
- (事前研修、目標設定)⇒インターン開始
受入団体紹介
「守りながら、変えていく」品質重要視の管理作業、30年以上継続している堆肥の投入、土壌診断、適期作業など、阿部梨園の基礎となる生産方針を守り続けたうえで、管理技術、多様な資材の導入、消費者ニーズのリサーチ等、時代の変化に対応し、チャレンジ精神を持って管理に取り組み、新しい阿部梨園と成長できるよう、考えた方針です。この方針をご理解いただけたお陰で、【ゆうパック梨発送件数栃木県ナンバー1】のご評価を頂くことができております。
阿部梨園
事業内容
梨の生産、販売
URL: http://www.abe-nashien.com/
代表者
阿部 英生
設立
1975年頃
経営者からのメッセージ
「梨は手間をかけるもの」そして、「去年以上を繰り返す」
例年予期せぬ天候条件のもと、自然と共存し栽培していく中で、毎年安定した成果を繰り返えしていくだけでも大変なことなのですが、お客さまがいらっしゃる以上「去年の味を越えたい」と思っています。
そのためには「手間」をかけて、丁寧に作る以外方法はありません。幸いにも、努力した成果ご評価いただけるお客様も増えてきました。それに甘んじることなく「次のステージ」(ブランディングの確立・販路拡大・規模拡大・トップマーケットへのチャレンジ・・・)という目標を立て進んでいきたいとおもいます。
「守りながら変えていく」というのが阿部梨園の概念ですが、「先代から受け継いだもの」、私が「15年かけて感じたこと、経験したこと」そして次へ進むためのキーポイントは「外から新しい意見・感覚を取り入れ始めること」だと思っています。
それにより、「変え続ける」ことがスタンダードになると思っています。阿部梨園は、現在上記したことを実践できるか?できないか?(逃げてしまうか?)の岐路に立っています。「今よりも上を目指す」為に「実績を得るための努力」「システムづくり」を行う時期とみています。
お恥ずかしい話、この将来ヴィジョンを意識したのはごく最近です。ですから、「一緒に阿部梨園を作る」という意味で一緒のスタートラインに立ってもらえるとおもいますし、阿部梨園としても、園主としてもパートナーとして信頼関係を築きたいと思っています。
阿部梨園 園主 阿部英生
代表者経歴
宇都宮生まれ、育ち。栃木県農業大学校を卒業後就農。15年目。
幼少期から就農直後までは、農家であるがコンプレックス。
しかし、8年間に及ぶ先進産地への定期研修により「梨は手間を掛けるもの」と学び、梨作りが面白くなった。同時期26歳の時、先代から経営を任された。
現在、阿部梨園の概念を「守りながら 変えていく」と定め、経営に取り組んでいる。その結果、ゆうパック発送数県内ナンバー1(農産物部門)という光栄な実績を3年連続(2011.2012.2013)と頂く。
今季は更なる目標(ブランディングの確立・販路拡大・規模拡大・トップマーケットへのチャレンジ…)を立て、チャレンジ中。
事前に調べておこう
阿部梨園