過去のインターンシップ
プロジェクト名
「潜在保育士の復帰」と「保育士紹介事業」を中心とした 働くママ・パパを支える「保育士確保と保育の質の向上」プロジェクト
受入団体
株式会社キッズコーポレーション
プロジェクト概要
「保育士」が足りない!!
保育業界の喫緊の課題で「保育士不足」が起きている。資格を持ちつつも保育現場から離れている「潜在保育士」が68万人とも言われる中、その復帰に関する社会的仕組みはない。本プロジェクトでは、「潜在保育士が復帰しやすくするプログラム」の開発・実施と、様々な条件に合わせた勤務形態を選び復帰することができる「保育士紹介事業」の開発と自立化にインターン生の力を借りて取り組んでいく。
2014年9月(予定)の保育士・幼稚園教諭の人材紹介事業の開始、2017年保育士養成専門校の開講、2020年全国での保育施設200か所展開など会社ビジョンにつながるよう、本プログラムでは、「保育士の確保と保育の質の向上」の実現にむけて取り組んでいく。
「保育士の確保と保育の質の向上」ついてのアプローチを整理すると、
① 保育を学ぶ学生の職業理解と職業選択
② 現在の保育士の離職防止
③ 保育士経験のある再就職の支援
④ 「潜在保育士」の再教育
⑤ 「准保育」の国家試験合格に向けた教育支援
がある。
それぞれ①~⑤までのアプローチに関し、本社のある栃木県の既存の取り組みをリサーチし、連携による解決が可能であるか、独自のサービス化・プログラム化が必要であるかを見極め、優先順位を決め、動き出しながら検証・運用を行う(リーンスタートアップ)。
3~5名程度のインターン生と弊社人事部、営業部、総務部からなるスーパーバイザーという体制で実施する。
STEP1(1カ月)
~業界把握、情報収集、課題抽出~
1.弊社管理本部内、人事部と営業部の業務補助に入り、弊社のステークホルダー、業務と社内環境の理解、弊社の求人採用の仕組みの理解を行う。
2.弊社での新たな保育士確保策の検討材料となるデータや取り組みなどの外部情報を調べ、まとめる。
STEP2(2カ月〜4カ月)
~課題実行、検証~
3.保育士経験がありながら、現場を離れてしまった「潜在保育士」の復帰プログラム(潜在保育士の復帰の不安を聞くプログラムや保育士ブランクを埋める再教育プログラム)の企画立案。
4.潜在保育士の復帰プログラムの発信チャンネルの構築。潜在保育士の窓口はない中、関係機関(ハローワーク、栃木県男女共同参画課等)との関係構築をし、発信する。
5.潜在保育士の復帰プログラムの実施。
6.実施の中から、潜在保育士の声をまとめ、より必要な支援やサービスに反映させ、サービスのブラッシュアップを行う。(今後展開として、復帰に関する不安を解消していく先輩復帰者の声や求人・研修プログラムの案内を行うメールマガジンの発刊等)
STEP3(5カ月〜6カ月)
~実施~
7.復帰プログラム参加者を保育士紹介事業への登録につなげる。
8.新たなに保育士紹介事業の開始に伴い、経験のある保育士へのリーチの拡充と再教育プログラム(簡易実習)などを行う。質の高い保育士がいる価値の創造と外部への認知を広げる。
9.保育士紹介事業の実走をし、保育士施設の保育士不足の課題を解決し、潜在保育士が自信を持って復帰し、持続可能な保育環境を創造する。
社内のスーパーバイザー(インターンシップ指導・責任者)は、人事チーム:寺内綾香、石井翔子が行う。
また1か月に1回、2時間程度のインターン生と管理本部内社員とコーディネート団体(とちぎユースサポーターズネットワーク)との中間報告を定期的実施し、計画の進捗の検証と必要によって修正を行う。
期待する成果
「潜在保育士復帰プログラム」の実施。
→(定量的ゴール) 3回参加者60名
「潜在保育士」向けの情報発信の仕組みを構築することができ、実際に運用を開始する。
→(定性的、定量的ゴール) 発信数2回。
保育士紹介事業における登録者、0名(インターン開始時)
→(定量的ゴール)目標数値20名(終了時)を実現する。
仕事内容
- 「潜在保育士が復帰しやすくなるプログラムづくり」
- 保育士研修のコンテンツ企画・実施・改良
- 「保育士・幼児教諭の人材紹介事業」の実施・自立化
上記の1~3の実施のために、
- 社内業務補助を通じ、業界把握、情報収集、課題抽出を行う。
- ハローワーク、栃木県男女共同参画課、教育機関等との関係構築を行い、各機関への情報提供できる環境を整える。
- プログラム実施後、プログラムの質の向上や参加者へのメールマガジンの発行等を行う。
- 参加対象者へのヒアリング・アンケート集計を通じた企画改良を行う。
得られる経験
- 自分の頭で考え、行動し、社会貢献ができる!
→「潜在保育士復帰」「保育士不足」という社会問題解決を目指し、行動していきます。 - 社会の中での交渉力・コミュニケーション力がつく!
→行政機関や保育士の方へのアプローチしていきます。 - 「実践的な問題解決」を経験できる!
→1から問題解決の仕組みを構築していきます。 - 日本の政策に体当たりできる!
→国の成長戦略である「女性の活躍」にインターン生自身が参画していきます。
対象となる人
保育、幼児教育の専攻の有る無しは関係なく、保育業界の課題に挑戦したい意欲を持った若者。
栃木県内から2名。首都圏から1名を想定しています。
事前課題
保育業界・保育士の不足の現状についてレポート提出(A4 1,2枚)また調べた課題に対して、自分がどのように貢献できると思うかをレポート提出(A4、1枚)
期間
8月19日(火)~1月15日(木)
勤務要件
勤務頻度
(休暇中) 週4日~5日程度
(学期中) 週2日~3日程度
勤務時間
9:00~18:00
勤務日程
インターン生との協議のうえ、決定
勤務地
株式会社キッズコーポレーション本社
(栃木県宇都宮市南大通)
活動支援金
あり
受入団体紹介
子どもの教育を通して、未来を育み、社会を創り、社会に貢献する会社
数あるチャイルドケア・サービス企業の中でも、キッズコーポレーションは類稀な、幼児教育の専門家が集まって創った企業です。
数々の保育・幼児教育経験から独自の保育理念を創り上げ、常に子どもを真ん中に「子どもにとって真に必要な教育とは何か?」を優先的に考えつつ、大人側の視点で子どもを預ける「託児」ではなく、育む「保育」にこだわりながら日々経営をしております。
子どもの明るい未来と成長こそがキッズコーポレーションの最大の喜びとし、日々保育を行っています。
乳幼児教育のスぺシャリストとして、子ども中心主義のエデュケーション&ケアを実践していくこと、常に業界のリーディングカンパニーとして成長していくこと、子どもの未来を明るく導くこと。
それが私たちのすべきミッションです。
今後も、子どもに対する熱い思いや志を持った仲間で、日本に留まらず“古き良き日本の心”を基本とした幼児教育を世界に展開し、世界中の子どもたちが健全な精神で育つことを未来に描き、歩んでゆきます。
株式会社キッズコーポレーション
事業内容
病院内保育園
企業内保育園の運営受託
サービス施設内保育園の運営受託
イベント保育の運営受託
保育サービス事業コンサルティング
ベビーシッターサービス「ピーターパン」
保育・教育研修
等、お客様のニーズに合わせた体制で新しいワークスタイル・ライフスタイルの提供に貢献してまいります。
設立
1993年
代表者
大塚 雅斗
従業員数
正社員111名
パート・アルバイト等その他456人
(2014年4月末現在)
資本金
3000万円
経営者からのメッセージ
真に子どものための保育を追い求める-キッズコーポレーションの海図なき航海は続きます。-
祖父に憧れ、政治家を目指していたのが大学2年生まで。
大学3年生になり、教授からの「国を変えたいのなら政治家ではなく、教育者」との一言。それにより大きく方向転換をし、教育の道へ進みました。学べば学ぶほど乳幼児教育の重要性を感じ、乳幼児教育の道へ…。
大学付属幼稚園での勤務そして副園長を経て27歳の時に「理想の幼児教育を実践するために…」と起業。
6畳ほどのワンルームマンションでスタートしました。その頃から、大切にしているのは企業理念の「KIDS FIRST(何より子どもが最優先)」です。
それから20年。
お陰様で、今では全国に70施設を越える病院内保育園、企業内保育園を運営する企業となりました。(開設サポートを含めると100施設を越えます)
そして学校法人の幼稚園理事長にも就任。
「幼児教育によって国を変える」という大きな志の元、今日も「真に子どものための保育」を追い求め、歩み続けています!!
株式会社キッズコーポレーション 代表取締役 大塚雅斗
代表者紹介
大学卒業後、大学付属幼稚園勤務を経て、27歳で起業。「画一的な幼児教育」に疑問を感じ、理想の幼児教育像を求めて300ヵ所を超える幼稚園・保育園を訪問。自らが理想とする幼児教育を追い求めて現在に至る。
代表取締役を務める株式会社キッズコーポレーションでは病院内保育園、企業内保育園を全国各地で展開。約70ヶ所の施設を運営することで、働く女性を側面から支援している。