事例に学ぼう!地域づくり担い手支援プログラム

地域づくり活動に必要な、たくさんのこと。人の巻き込み方や地域の魅力の打ち出し方、資金の集め方と使い方。そんな「実践者」がぶつかる多くの壁を乗り越えるヒント、たくさん集めました。

開催概要

開催日・場所

class1 2018年12月2日(日)14:00~17:00   とちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・ら
class2 2018年12月16日(日)14:00~17:00  栃木県庁本館9階会議室3
class3 2019年1月19日(土)14:00~17:00   とちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・ら
class4 2019年2月17日(日)14:00~17:00   栃木県庁本館9階会議室3
class5 2019年3月2日(土)14:00~17:00   栃木県庁本館9階会議室3
※駐車場は、栃木県庁地下駐車場をご利用ください。class3(1.19土)のみ栃木県庁西駐車場をご利用ください。

参加費

無料

定員

各回30名

プログラム

class1 2018年12月2日(日)静岡県熱海市に学ぶ

地域資源を掘り起こし、持続可能な熱海へ変革再生
株式会社machimori 代表取締役 特定非営利活動法人atamista 代表理事 市来 広一郎 氏

2つの法人を使い分け、熱海のリノベーションまちづくりを推進。熱海の中心市街地の遊休化した不動産を活用して、新しいコンテンツ、新しい人を呼び込みまちを再生。実際の遊休不動産の活用した事業については、「株式会社machimori」 が主体となり、実施。株式会社machimoriはatamistaの活動から生まれた民間まちづくり会社である。atamistaでは行政とも連携しながら、リノベーションスクール熱海を開催するなど、リノベーションまちづくりを推進する人財育成、まちづくり会社育成を行う。

 

class2 2018年12月16日(日)新潟県十日町市・津南町に学ぶ

成果を挙げる組織マネジメント
大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ 十日町市 産業観光部 観光交流課 芸術祭企画係 係長 玉村 浩之 氏

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。前回2015年は約51万人の来場者数を記録し、約50億の経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしている。地域づくり活動がそもそも想いだけでは続けることのできない難しさもあるなか、さらにハードルの高いアートプロジェクト型の地域づくりとして自立・継続できている取り組みには、多くの研究者がそのマネジメントを分析している。

 

class3 2019年1月19日(土)栃木県大田原市に学ぶ

栃木県の人・資源を活用した持続的なビジネス
株式会社大田原ツーリズム 代表取締役 藤井 大介 氏

大田原ツーリズムは官民一体で出資した日本全国でも非常にまれな官民一体の株式会社。大田原市は観光地ではないが、素晴らしい田園地帯・田園風景と、この場所に根付く農業を生かして人を呼び込むことを目指すグリーンツーリズム事業。農業を主体とした普段営まれている産業を体験プログラム化し、訪れる方に提供。国内は遠く九州から、海外からは台湾やインド、ベトナムから訪れる。体験と交流からリピーターも多い。また農家民泊や農村にいる方との交流を通じて、自分たちがやっていくという自覚も育まれている。物や施設ではなく、そこにいる人に感動し、地域に対して興味が湧くことを目指しているのが大田原ツーリズムの活動である。10年後、20年後の大田原の地域の産業、歴史、文化、そして何より農村の担い手を作っていくために、グリーンツーリズム活動を行っている。

 

class4 2019年2月17日(日)東京都に学ぶ

多様な資金調達から自立した事業へ。資金調達と情報発信
NPO法人CANPANセンター 代表理事 山田 泰久 氏

群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒(フランス文学専攻)。1996年日本財団に入会。2014年4月、日本財団からNPO法人CANPANセンターに転籍出向。日本財団とCANPANセンターが合同で実施する、市民、NPO、企業などの活動を支援し、連携を促進することで、民間主体のより豊かな社会づくりに貢献することを目指すソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。主に、NPO×情報発信、ソーシャルメディア、オンライン寄付、助成金、IT・Web、ノウハウ、ネットワーク、出身地などの文脈でセミナー開催、セミナー講師、プロジェクト、情報発信などを行っている。

 

class5 2019年3月2日(土)山形県川西町に学ぶ

地域づくりキーパーソンの取り組む事例
NPO法人きらりよしじまネットワーク 事務局長 高橋 由和 氏

2007年4月設立。山形県東置賜郡川西町吉島地区の全世帯が加入する同法人は、自主防災組織事業、介護予防と生涯学習事業、地産地消・交流事業、地域環境保全運動、子育て支援・青少年健全育成事業、地域のスポーツ拠点づくりなど、多世代が交流し、自らがその運営を担うスタイルで、さまざまな事業を展開。「地域住民があらゆる分野で、こころ豊かで一人ひとりが輝けるまちづくり」を目的として、地域のコーディネーターとしての役割に徹し、行政や他団体との協働も積極的に推進している。講師の高橋氏は、上記の創設から関わる中心人物の他、山形県地域活動支援アドバイザー、内閣府地域の課題解決のための地域運営組織に関する有識者会議委員、総務省暮らしを支える地域運営組織に関する研究会委員など、多数の役所で活躍されている。

お申込み

下記フォームからお申込みください。

http://sozo.tochigi-ysn.net/s58393122/