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自分のお店を描こう!

若者が起業や社会に新たな価値を創造することについて考えるiDEA→SEED vol. 02となる今回も、講師には人気古民家カフェ café Mario オーナーで、経営コンサルタントとして活躍する清嶋磨利夫さんを講師としてお招きし、女性3名・男性4名の7名の若者と実施することができました。

経営者のルーツと「企業とは?」

前半は清嶋さんのバックパッカーとしての体験談と、起業することについてお話を伺いました。学生時代に一年半かけてアジアやヨーロッパ、アフリカを旅した話は非常に魅力的で、 参加者たちは興味深そうに聞き入っていました。清嶋さん自身、旅で異文化に触れたり感動するものに沢山出会ったことで、柔軟な発想や日本を客観視して物事を深く考えるきっかけになったため、参加者たちも多くの感動するものに出会ってほしいと仰っていました。

起業についても清嶋さんのエピソードに沿いながら、起業ならではのイノベーションを生み出す可能性と社会貢献のあり方についてお話ししていただきました。 必ずしも起業を目標にしている参加者ばかりではありませんでしたが、清嶋さんの哲学を聞いて、働くとは、社会貢献するとはどんなことなのか考える貴重な機会となったと思います。

 

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カフェについてのワークショップ

後半はアイデアを生み出すワークショップ体験として、二班に分かれてワークショップを行いました。

「女子高生(男子高生)が喜ぶカフェ」をテーマとし、ブレインストーミングの手法を使って班ごとにアイデア出しを行い、発表を行いました。直前に発表されたテーマに苦戦する参加者でしたが、対話によってユニークなアイデアを沢山出すことができました。その後まとめとして自分のお店作りワークを行いました。自分でやってみたいテーマを設定し、目的やターゲット、設立に向けた費用のイメージなどを書き出すことで、頭の中でぼんやり考えていたイメージを浮き彫りにしていきました。

発表タイムでは、それぞれのアイデアに清嶋さんのワンポイントアドバイスを頂き、実現に向けて一層イメージを固めることができました。

長時間のセミナーだったにもかかわらず、終了後に清嶋さんに直接アドバイスをもらいに行く参加者が多く、満足度の高い企画となったと思います。

次回はさらに一歩踏み込んだ合宿形式での起業セミナー“31(thirty one)”が開催されます。自分の想いを形にするために、より多くの若者に挑戦してもらえたらと思います。