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自分のカフェを描いてみよう!

10月7日 通常は一度の開催の予定であったiDEA→SEEDでしたが、多くの申し込みがあったため、2度目のiDEA→SEEDを開催することができました。これもひとえに皆様のおかげでございます。

今回の参加者の方は調理師学校や、具体的にカフェをやりたいという意欲のある方が集まりました。
簡単な自己紹介や「最近行ったお気に入りのカフェは?」といったアイスブレイキングで和やかな雰囲気を醸し出したあとは、今回のメインコンテンツであるcafe Marioのオーナーの清嶋さんの話へ…

清嶋さんの人生

清嶋さんはまずカフェや経営の話に入る前に、学生時代好きだった海外旅行の話を始めました。
そして「若い人にどんどん海外に行ってほしい、言葉なんてできなくてもなんとかなる。」と若者に広い視野を持つことの大切さを説いていきます。その後の県庁に就職した話…そしていよいよ皆が聞きたがっていたであろう、カフェの開店の話へ。

カフェをやりたい方はもちろん、調理師学校の参加者さんたちにとっても自分の店を開店できるのは夢!ということで目の真剣さが増していきます。

「開店にかかるイニシャルコストに資金をかけすぎるのではなく、維持に必要なランニングコストの方を重視すべき。」「ランニングコストは3年分くらい蓄えておくべき。」「独立店舗をいきなり開店するのではなく、まずはコストが小さい小規模の事業から挑んでいく」など具体的な話が次々と説かれていきます。

またその後の質疑応答のコーナーでは、これからまさにカフェを始めようという方との熱い言葉のやりとりが印象的でした。

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ワークショップ

清嶋さんの話で知識をインプットした後は、ワークショップの時間。
「皆であなたにとってカフェとは?」や「何を求めてカフェにいく?」などグループごとに話し合いを進め、自分一人では見つからなかったことを発見し他人と共有していきます。

発見の後は、自分の中のプランと見つめ合う時間…各自、下を向き用紙に記入しつつ、時には上を見上げて思案を巡らせつつ、作業が進みます。

なかでも資金をどう捻出するか、開業資金はいくらか…などお金の問題は結構難しかったようです。

発表の時間

そして各自が作業を終え、発表の時間…時間の都合で全員は無理でしたが、堅実なアイデアあり、自分の好きを追い求めたアイデアあり…と発表も様々。

それぞれの発表に対しての清嶋さんのアドバイスのコメントも発表者の方が真剣に見つめ、聞いていたのが印象的でした。この言葉が後々の財産になってくれることを願ってやみません。

こうして3時間弱に渡ったiDEA→SEEDは幕を閉じました。

「個人のコンサルティングなら喜んで相談に乗る。」と言っていた清嶋さんの言葉が響いたのか、終了後も名刺の交換や挨拶・相談などお忙しい様子でした。清嶋さんこの度は本当にありがとうございました!参加者の皆様もお疲れ様です!

そして今回の参加者の方から一人でも多くの方が自分の夢を実現することができる方が生まれることを願いつつ、今回のレポートを締めくくらせて頂きます。負けるな、若者!

全国中小企業団体中央会「地域中小企業の人材確保・定着支援事業」
受託団体:株式会社ティビィシィ・スキヤツト
実施団体:NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク