社会起業家からビジネスモデルを学ぼう

報告が遅くなりましたが、11月4日から全4回にわたるソーシャルビジネスセミナーが始まりました!!

第1回目は、先輩となる社会起業家をお招きし、社会起業家になる動機やプロセス、実際の取組みからミッションやビジョン、そのための手段や事業構造等についてお話を伺い、最後に、少し自分事に置き換えてみるワークショップを行いました。

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座学

かつては全国有数の温泉地だった熱海は、時代の変化と共に衰退の一歩を辿りつつありました。そんな中、熱海のまちづくりの再生に取り組むNPO法人atamista代表理事である市来広一郎氏にお話を頂きました。

atamista webサイト:
http://atamista.com/

ミッションの裏付け

市来氏の話からは、事業を行う際には自ら調査を行い、統計データによる現状分析に基づく問題意識や課題設定が的確に行うことが大切だと感じ取れました。これは、ソーシャルビジネスの最も重要な部分ですね。

「伝える力」と「巻き込む力」

地域や社会にある潜在的価値をいかに周りに発信していくか。

住民が地元を知らない、当たり前すぎて気づけないことからくる”地元には何もない”という言葉。これでは、周りには何も伝わらない。まずは、地元住民が地元を知り楽しみ、当たり前ではない固有の価値への気づきを起こすための取組みを起こすことで、周りにも伝わる流れが生み出される。

そして、人の巻き込みは、誰のために、誰と関係を作りたいのかをピンポイントでアプローチしていくことが重要とのことでした。

ワークショップ

今回は、少しだけ時間をとって、ソーシャルビジネスの動機(自分の経験や体験からの振り返り等)を見つける作業を行いました。

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最後に

おかげさまで満員御礼になりましたソーシャルビジネスセミナーの第1回目は無事に終了しました。多くの皆さんにご参加いただき誠にありがとうございます。講師の市来様もご協力ありがとうございました。次回第2回目は一週間後の11月11日に栃木県内で既に実践的な活動を行っている方を招き、お話を頂きます。始まったばかりのソーシャルビジネスセミナーですが、残り3回もよろしくお願いします。