座学&ワーク

社会課題をビジネス手法で解決するソーシャルビジネスは、掲げる社会的ミッションをいかに事業として成り立たせるかや、既存のビジネスでは成り立たない所にどういうビジネスモデルを作り上げるかが、とても難しいがとても重要なポイントの一つです。

今回は、リーンスタートアップ(高速仮説検証モデル)による考え方や手法を用いて、ソーシャルビジネスに取り組む人やNPO/NGOリーダー、スタッフに普及すべく、講演や執筆に取り組むNPO法人NPOサポートセンターの笠原孝弘氏にお話を頂きました。

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リーンスタートアップ手法とは

新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思いこみによって顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、情熱のムダをなくし、時代が求める製品・サービスを、より多く生み出し続けるための方法論。(エリック・リース『リーン・スタートアップ(日経BP社))

正しいフィートバックループを回し続けよう

アイデアを整理し、実践し、改善することを繰り返す、正しいフィートバックを回すためには、正しい人から正しい答えをもらうことが大事。ついつい身近な人に意見を求めてしまうことが多いが、顧客でない人の意見や善意のうそが入っているかもしれない意見では正しいフィートバックにはならないので気を付けることは重要な点でしたね。

リーンキャンバスを埋めよう

まずは、リーンキャンバスを使って、誰のために、どういう手段で、何をするのか、アイデアを書き出し整理しつつ、グループで共有して「思い込み」を見つけ、リスクを明確化する作業を行いました。

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最後に

今回講師を務めてくださいましたNPO法人NPOサポートセンターの笠原孝弘様、ご協力いただき誠にありがとうございました。参加者の皆さまもお疲れ様でした。4回に渡るセミナーも次回で最終回…次回は徹底的に自分のアイデアと向き合っていきます!