今年もユースワークキャンプ始まりました!!

ユースワークキャンプは、2012年にスタートし、今年で5年目(29回目)を迎えました。
それと同時に、東日本大震災からも5年が経ち、被災地の状況も大きく変わってきています。
第一回目として、被災地は今、どんな状況なのか、身体を動かす前に、改めて目で見て、耳で聞くことを通して、考えることが出来ました。

福島の5年の変化を「見る」「聞く」

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まずは、今年度第1回目ということで、NPO法人3.11被災者を支援するいわき連絡協議会(通称みんぷく)の鵜沼さんから、震災当初の振り返りや、復旧復興・住まい・心理面からみた5年の変化、現状、課題等、お話しをお聞きしました。

参加者共々、被災地の現状を改めて知ったことで、被災地の状況を耐えず知ろうとし続けることの大切さや、関わり続ける意欲を高めていました。

 

福島の木で復興支援を考える木工ワークショップ

午後は、フクシマ環境未来基地のスタッフさん達と湯の岳山荘工房にて合流し、今後取組む災害(復興)公営住宅向けの支援活動の1つである木工クラフトの試作品づくりを行いました。

 

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福島の農山村から復興を考える農林業体験

2日目は、いわき市の三和地区という農村地域へ。
被災地では、直接的に被災した場所に注目が行きがちですが、直接的な被害はなくても農村地域では過疎やそれに伴う農林業の衰退という問題が、より深刻さを増しています。
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そこで、2日目の午前は、去年に引き続き田植えを行いました。みんなで息を合わせて、列を乱さぬように、一苗一苗丁寧に植えていきました。元気に育ってほしいですね。

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お昼を食べて、午後からはいつも三和地区でお世話になっている“まーくん”の森での作業を行いました。生えている木を切り倒し、切った木の枝打ち、更に皮剥ぎまでさせて頂きました。思っていたより大変な作業でしたが、普段はなかなかできない貴重な経験だったので、とても新鮮で楽しい時間になりました。

 

次回も、今回に引き続き「農林業」のテーマで行います。

詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

【第2弾】ユースワークキャンプ2016 in 福島 ~震災支援で社会貢献にチャレンジしよう!!今こそ、私たちにできること~