地方で働くって?

好評につき、7月以来2回目の開催となった「地方で働く人図鑑」。

実施にあたっては、前回に引き続き、目白大学の大西律子教授にご協力いただき、地方で動き出している新しい取り組みと仕事のリアルを、「まちづくり×観光」の意義や価値、「プロデュース」という視点のもとに、紐解いていきました。

ゲストは、栃木県日光市川治温泉、鬼怒川、那須を拠点に、栃木県内の大自然をフィールドとして、カヌー・トレッキング・スノーシューなど、子どもから大人まで自然を満喫できる体験型ツアーに取り組んでいる有限会社ネイチャープラネット 代表取締役 坂内剛至さん。

アウトドア事業を核に、女性をターゲットにした企画や犬と一緒に体験できるツアーなど、多彩なアイデアで地域を盛り上げている取り組みや事業を立ち上げ、プロデュースする秘訣などについて、お話いただきました。
1企業としての視点ではなく、地域の活性化という視点から事業に取り組んでいる坂内さんの姿からは、これからの地方が学ぶべきことがたくさんあります。

坂内さん講演会 授業風景②

トークセッション

坂内さんのキースピーチのあとは、大西教授とのトークセッション。
事前に学生たちから坂内さんへの質問を募り、それら質問を大西教授が坂内さんへ投げかけていくスタイルです。

  • 会社を辞めて、夢を追いかけたきっかけ・理由は?
  • 事業をプロデュースする際の注意点やポイントは?
  • 川治温泉の課題をどう克服する?その考え方は?

など、たくさんの質問に対し、わかりやすく丁寧に答えていただきました。

坂内さん講演会 授業風景⑥

2回目の開催となった「地方で働く人図鑑」。地方ならではの資源を活かして、新たな取り組みを行っている坂内さんはじめ、ネイチャープラネットさまから、多くの刺激をもらえたのではないでしょうか。
これから新たな展開も見えてきましたので、今後もこうした栃木の取り組みを発信する機会をつくっていきます。

今回開催にあたり、多大なお力添えをいただきました目白大学大西律子研究室の皆様、誠にありがとうございました。

ゲストのネイチャープラネットの坂内さんをはじめ、参加学生の皆様、TBCスキヤツト様、本当にありがとうございました。

参加学生の声(一部抜粋)

  • 地域を活性化させる仕事といっても、どんなものがあるか、あまりピンと来ていない感覚もあったので、今回のように、実際に地方で働いている方のお話を聞いて、どんな活動をしているのか、どうやってここまで成功させてきたのか、必要な人材などを沢山知れてよかった。これから就職の時期になった時にぜったいためになると思った。
  • まず動く!これを本当にこれから大切にしていきたい。
  • 実際に地域で中小企業で働いている方の話を聞けたことがとても貴重でした。また職場の現状などこれから私たちが就活をしていくうえでとても勉強になる話を聞けました。地方出身の一人として、今まで以上に自分の地域にも目を向けるきっかけになりました。

坂内さん講演会 集合写真③