プロジェクトサマリー
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品を回収し、生活に困っている人たちに無償で引き渡す「フードバンク」。物品管理・搬送・広報など多くのボランティアと資金的支援をするサポーターを募るポスター掲示への協力店舗を開拓するプロジェクト。
プロジェクト名
フードバンクサポーターを拡大! 募集ポスター掲示店舗開拓プロジェクト
受入団体
特定非営利活動法人とちぎボランティアネットワーク
概要
フードバンク事業を行う団体の活動を広めるべく、協力店舗を開拓するプロジェクト。団体がこれまで直接アプローチできていなかった飲食店・小売店に協力をあおぐ。インターン生は、誰もが活動を理解できるような、企業向け団体説明資料を作成し、宇都宮市内の協力候補店舗をリストアップする。作成資料を持って、店舗にポスターの掲示・配布用チラシの設置を直接依頼しに行く。
プロジェクト背景
平成24年の日本の相対的貧困率は16.1%(平成25年 国民生活基礎調査の概況 厚生労働省)。近年、民間でつくるセーフティーネット(病気・事故や失業などで困窮した場合に、憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障する制度)の二―ズが高まっている。それに応えるべく活動するのが「とちぎボランティアネットワーク」。団体の事業継続・発展のためには、活動の認知度向上・ボランティア参加者・団体協力者の増加が望まれる。しかし、団体とその活動について知らない潜在的利用者・支援者も多いと予想される。そこで、インターン生の介入により、広く効果的に団体の活動を周知できることを期待する。
インターン生の取組み
1~3週目
組織内業務の理解、業務補助、営業先リストアップ
会社向け営業資料・一般向けポスター作成
4~8週目
ポスター・チラシ設置依頼の営業
特徴
特徴1
国内で注目度が高まっている、貧困問題解決に向けての事業に携われる。
特徴2
団体や事業の魅力を伝える営業活動を体験できる。
期待する成果
- 団体の営業・周知活動の際に使用可能な、会社向け説明資料と一般向けポスターが完成する。
- 飲食店・小売店25店舗以上への営業。
仕事内容
- 営業活動その他広報活動に使用できる、団体・事業説明資料を作成する。
- 飲食店・小売店に団体のポスターの掲示・チラシの設置を依頼する店舗開拓を行う。
得られる経験
- 情報を収集・整理する情報処理能力
- 事業の魅力を伝えて協力者を得るための提案力
- 物事を相手に分かりやすく伝えるための説明力
- 様々な立場の人とつながるためのコミュニケーション力
出会える職業
- NPO職員、飲食店・小売店の店員
こんな人におススメ
- 国内の貧困問題に興味・関心をもっている人
- 社会問題の現状や具体的な中身をよく知りたい人
- 情報を整理し、活動の魅力を相手にわかりやすく伝える力をつけたい人
- 営業業務を体験し、社会に出るための自信をつけたい人
事前課題
- なし
勤務条件
期間
期間は応相談(2ヶ月間 150時間程度)
勤務頻度
学期中
週3日程度
長期休暇中
週4日
勤務時間
学期中
(平日、曜日は相談可)
長期休暇中
(平日、曜日は相談可)
勤務地
〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田2-5-1 共生ビル3階
活動支援金
活動支援金支給
なし
交通費支給
なし
応募方法
希望者は以下よりエントリーシートをダウンロード、記載の上、当事務局までお送り下さい。
追ってこちらよりご連絡いたします。
応募先
ysn_officeアットマークtochigi-ysn.net
(件名を「Vネットインターン希望」としてください)
経営者プロフィール
徳山 篤
建設業を経て、とちぎボランティア情報ネットワークでボランティア、理事を経てスタッフとなる。途中、阪神淡路大
震災が発生して災害ボランティアを経験する。現在 同会のフードバンク宇都宮担当理事兼職員。
経営者メッセージ
20年目の変革
とちぎボランティアネットワークは、震災支援から始まり社会の様々な問題をボランティアの人たちと取り組んできました。しかし、設立より20年を 経た今、社会的にも組織的にも岐路に立たされていることも事実です。会員の緩やかな減少や職員の後継者の問題、事業内容も多岐にわたるので、活動 内容が外部の人から分かりにくいなど様々な問題を抱えています。
若者の視点で、当会の新たな仲間づくりを行ってもらいたく、インターン生の募集を行いました。フードバンクなど当会の様々な活動を知ることで社会 問題に気づいていただき、それに伴う会員やボランティアの仲間づくりを期待します。