過去のインターンシップ
プロジェクト名
市民の力で、いわき市の海岸林再生する「苗木for いわき」プロジェクト
団体名
NPO法人トチギ環境未来基地
プロジェクト概要
津波、塩害で立枯れる海岸林。再生に必要な14000本。いわき市の海岸を守る海岸林を育ててくれる市民とクロマツの苗木を購入する寄付を広げるプロジェクト。
東日本大震災を受け、福島県いわき市の海岸林も深刻な被害となった。初期の推計では、被害の深刻な海岸林の面積は、1.4ha。いわき市では、14,000本が必要(海岸防災林での植栽本数は10,000本/haが標準)。震災直後から活動を展開してきた未来基地は、いわき市のNPOや学校、施設などと協力し、クロマツの苗木を、寄付を主財源に購入し、協力団体や多くの市民に育ててもらう仕組みを創りだした。市民の力で苗木を、育成、供給し、海岸林の再生に貢献していきます。
募集要項
特徴1
福島で実践している仕組みを栃木で。
“クロマツの苗木を、寄付を主財源に購入し、いわき市の小学校や各種施設で育ててもらう。育ったものを、被害の大きかった海岸林に植林する。”
福島県と栃木県の友好を深めるために、栃木県でも同様に育ててもらう仕組みを展開します。プロジェクトの成功を通じて、いわき市の海岸林の再生に寄与できるように、多くの人達の力を得ていきたい。そのために、中心的な役割を果たせる仲間を必要としています。
特徴2
苗木を育てる、苗木を購入できる寄付をする。“市民”の新たな復興支援の形を創る。
復興支援にも家屋の片付けから、仮設住宅の支援、コミュニティづくりなど多様なボランティアを必要としている。支えたい“想い”がありながら、現地には行けない人が、自宅で“苗木を育える”ことにより、復興支援に“参加”を提供することができる。そして、長く時間のかかる、いわき市を守った防潮林の再生に、多くの方々の共感を集め、力を借りる、“巻き込み”を実践するプロジェクトです。
期待する成果
- 応援者の増加と寄付の拡大
- 協力団体とのコミュニケーションの充実
仕事内容
- HPやブログ、ソーシャルメディアを活用しての、活動進捗の発信
- 寄付集めのための、営業、企画(DMの送付や、法人向けの営業など。寄付を集めるイベントの企画も)
- 協力団体のサポート(苗木を育ててくれる学校や施設を訪問し、様子の確認や学習プログラムの提供)
- (機会が合えば) 植樹に向けた、海岸林の整備(いわきの海岸林にいって、草刈りや整地等の作業の実施)
得られる経験
- NPOの広報や情報発信の方法を、実践を通じて学ぶことができる
- 寄付集めの営業、企画を通じて、プレゼン力、交渉力や企画力を高めることができる
- NPOの運営や財政について学ぶことができる
対象となる人
- 東日本大震災からの復興のために行動を起こしたい若者
- 環境保全・再生活動に興味のある若者
- 自動車普通免許があり、車で事務局まで来ることができる人
- 概ね20代~30代。男女は問わず。
事前課題
なし
期間
3ヶ月~ 随時スタート可、期間は応相談
勤務要件
勤務頻度
週2日(応相談)
勤務時間
10:00~18:00(要相談)
勤務地
トチギ環境未来基地事務所
(栃木県芳賀郡益子町大沢2584-1 明在庵内)
インターン生への活動支援
交通費支給、昼食あり。
インターン生自身の経費負担
ご自身の保険料(障害と賠償責任)
応募方法
希望者は下記内容を明記し、当事務局までお送り下さい。
(募集は既に終了しております。)
- 氏名
- 連絡先
- 年齢
- 所属
- 希望するプロジェクト
- 一言
- なぜ「苗木forいわき」インターンをしたいのか(文字数は問わず)
応募先
ysn_officeアットマークtochigi-ysn.net
(件名を「インターンシップ希望」としてください)
受入団体紹介
若者がチームで長期間、環境・地域貢献活動に取り組むプログラム(Conservation Corps)を運営と実践しています。
若者の力による社会的課題の改善と、社会貢献活動を通じた次代を担う若者の育成をその使命の両軸とし、ボランティア活動を中心としたプログラムの実施を通じ、
- 環境保全、自然環境の再生、耕作放棄地の再生、地域社会の再生など、現在の社会が抱える課題を改善する、
- 社会貢献活動等を通じ、次の地域、社会を担う若者を育む、
- 地域の価値や人のつながりを再生し市民の手による新しい社会をつくること。
それが我々の使命です。
特定非営利活動法人トチギ環境未来基地
事業内容
若者達の社会貢献活動拠点づくり事業、若者のチームによる長期間の環境保全活動、短期合宿型ボランティア活動の企画、運営、若者自立支援団体との連携による人の縁を育む事業、東日本大震災からの復旧・復興支援活動。
URL: http://www.tochigi-cc.org/
代表者
塚本 竜也
設立
2009年6月(任意団体) 2010年10月(NPO法人)
最近決算総額
500万円~1000万円未満(※2012年当時)
経営者からのメッセージ
“できることはたくさんある。アイディアと行動の発揮を”
「社会のために何かをやりたい」、と考える若者が増えてきていることは、日本にとって大きな希望です。では、何をやるべきか。そのことに迷っている人も多いのではないかと思います。かつての自分もそうでした。今思うことは、いろいろな社会の課題はやっぱりどこかでつながっていて、一つのことを掘り下げていくと、今まで全然関心のなかった問題に意識がいったり、そのことが活動テーマになったりしていく、ということです。「苗木 for いわき」プロジェクトを通じて、東日本大震災、原発、環境などの課題に向き合っていただきたいと思います。一緒にプロジェクトに取り組みながら、自分には何ができるのか、を考えていただけたらと思います。できることはたくさんあります。あなたのアイディアや行動が、次の社会をつながっていくはずです。
NPO法人トチギ環境未来基地 理事長 塚本竜也
代表者経歴
大学卒業後、米国のConservation Corps(若者のチームによる、長期間の環境保全活動)プログラムに参加。日本でも同様のプログラムをつくること目指して活動。2000年~2009年、NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)勤務。2005年~、栃木県にて、若者の自立支援活動を開始。2009年~日本版Conservation Corpsプログラムを益子町で開始。
役職
(2012年当時)
トチギ環境未来基地 理事長
NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター) 副代表
一般社団法人栃木県若年者支援機構 副代表
一般社団法人とちぎ青少年自立援助センター副代表 等
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トチギ環境未来基地の今までの取組み