過去のインターンシップ
プロジェクト名
有機農家と消費者をつなぐ「ソザイ新聞」プロジェクト
団体名
ソザイソウザイ
プロジェクト概要
化学肥料や農薬を使わない有機農業。生産者と消費者をより近く、それぞれの想いと物語りを紡ぐ・繋ぐ・伝えるプロジェクト。
宇都宮市役所の西、もみぢ通りにある「ソザイソウザイ」は、有機農家で作られた野菜を使った10坪の小さなお惣菜屋。地域域住民はもとより、郊外からも買いに来るお店になっている。
店主梅園さんの始まりの想いだった「”美味しい”と“嬉しい”で生産者と消費者を繋がり、お互いに顔が見えるお店」になっているだろうか、と自問した。そこで、お店の紹介ではなく、生産者と消費者双方が「見える化」し、それぞれの想いや声が届く「ソザイ新聞」を発刊したいと考えた。
生産者も消費者も、地場の有機野菜に関わる人々の物語が詰まった「ソザイ新聞」の発行のために、企画、取材、制作、発行、発信、読者開拓など、すべてを1から手掛けるプロジェクト。より「消費者」と「生産者」を繋ぎ、顔が見えるお店への仕掛けを軌道にのせる。
募集要項
特徴1
お店の紹介ではない。本当の主役を伝える新聞づくり。
お店が発行する情報だけれど、新商品やお店・割引の案内ではない。お店にある商品が誰がどんな想いで作り、どんな想いで買ってくれているのか、その両者の想いを「見える化」させ、お店を介して繋げていきます。商品の背景にある物語り伝えいくために、その作り手と買い手の方々の言葉を紡いでいきます。
特徴2
食を大切にする人のコミュニティを創る。
お店に果たす役割は、いい物を提供することはもちろんのこと。その商品を通じて、新しい人との出会いや関心が広がっていく。それが自然な買い物スタイルになるように、そのきっかけを創りだしていく。
期待する成果
- 他店舗でも生産者と消費者の両方の声を載せたオミセ新聞の発行が広がる。
- お店に初めて足を運ぶ人や気にいってくれる人(お客さん、生産農家さん)が増える。
仕事内容
- 「ソザイソウザイ」の商品理解と販売実践
- 「ソザイ新聞」の企画、取り扱い商品の生産者の訪問、取材、新聞の制作、発行
- 地域への理解促進
- 広報・生産者と消費者の新たな接点づくりの企画
得られる経験
- 生産農家や販売者の想いを直接触れることができ、その繋がりを感じ、人をつなぐ仕掛けを作れる経験値が高まる。
- お惣菜屋の経営を間近にみることができ、店舗経営や農業振興のリアルに触れることができる。
対象となる人
- 20代~30代で、自動車運転可能な方。
- 食、農業、まちづくり、第一次産業を見直し大切にしたいと感じている人。
- 人に”伝える”仕事をしたい人
事前課題
なし
期間
3ヶ月~ 随時スタート可、期間は応相談
勤務要件
勤務頻度
学期中週2日(応相談)
休暇中週5日(応相談)
勤務時間
9:00~18:00(要相談) 土日休み
勤務地
ソザイソウザイ店舗
(栃木県宇都宮市西2-2-22)
インターン生への活動支援
なし
インターン生自身の経費負担
ご自身の保険料(障害と賠償責任)
応募方法
希望者は下記内容を明記し、当事務局までお送り下さい。
(本プロジェクトは既に募集を終了しております。)
- 氏名
- 連絡先
- 年齢
- 所属
- 希望するプロジェクト
- 一言
- なぜ「ソザイ新聞」インターンをしたいのか(文字数は問わず)
応募先
ysn_officeアットマークtochigi-ysn.net
(件名を「ソザイ新聞インターン希望」としてください)
受入団体紹介
ソザイソウザイ
事業内容
小売業、フェアトレード。まじめなソザイとまじめなソウザイを販売してます。宇都宮市中心部、もみじ通りのお総菜屋さんです。まじめなソザイ・・・こだわりを持って作ってる人の野菜、肉、卵、牛乳乳製品、人工添加物食のつかってない食品。まじめなソウザイ・・・まじめなソザイの持ち味を生かした味つけのおかず。安心して食べられる、飽きない味を大切にしています。
代表者
梅園隆
設立
2011年
場所
栃木県宇都宮市西2-2-22
経営者からのメッセージ
“人と食と未来を大切にする人”
今お店のあるもみじ通りで生まれ育ちました。自分が歳を取ったように、この街の人も歳を取りました。お店は郊外へと移り、食料品1つ買うにもお年寄りには大変になりました。一人暮らしや買い物に行くことが難しい人もいます。もっと温かい食事やこだわり野菜の美味しさを届けたいと思っています。
お店を始める前は、いち有機農家でした(今もやっていますが)。化学肥料や農薬を使わず、土を大事にして作った野菜は、美味しさと安心感が違います。自分達の有機農家仲間も、こだわりを持って安全安心な有機野菜を創り続けていますが、販路に悩む有機農家仲間を見てきました。
有機野菜の美味しさと安心感を届けたいこと、販路に悩む仲間の力になりたいこと、自分が生まれ育った西地区が高齢化に伴って、緩やかに進み続ける買い物困難者を身を持って感じたこと、その想いが繋がって、お惣菜屋を始めました。
美味しいと喜んでくれる人がいることが何より嬉しいけれど、作り手と食べ手が顔が見える繋がりが生まれたらもっと嬉しいです。
そうしていろんな人がつながり始めたら、もっと食べ物や人や、未来を大切にする人が増えていく、そんな気がするんです。
ソザイソウザイ 店主 梅園 隆
代表者経歴
平成4年から兄が前年から鹿沼市(旧粟野町)で始めた養豚、採卵鶏の農場を手伝い、当初は宇都宮市と栃木市の知人の紹介で消費者のご家庭に豚肉と平飼い卵の生産直売を開始。
近隣の野菜、有機野菜、牛乳、乳製品、人工添加物不使用の食品などの商品アイテムも少しずつ増やした。
10年ほど前に養豚は辞め、信頼のおける養豚業の豚肉を仕入れ精肉、販売に切り替えた。この頃に精肉、販売に専念する為独立し、平成23年11月、惣菜店を開店し、現在に至る。