地域で活動している先輩たちと政治とのかかわりを知る
地域(まち)カフェの第1回目は、地域の中で社会課題や地域活動をすでに取り組んでいる
先輩たちを向かい入れて、それぞれの取り組みの中にどういった形で政治・選挙との接点が存在
しているのかを見つめなおしました。また自分たちの活動の後押しとしての選挙・政治のうまい
使い方を、実際に若者中心で地方政治が動いた事例をもとに、那須烏山市で市民と行政の対話の場
作りをされている、渡邊貴也さんをファシリテーターに迎えし、行われました。
1回目の参加者の感想では『地域活動に取り組む先輩たちとまずは関わって政治・選挙を知る方法が
あることが分かってよかった』という声も上がり、より選挙・政治が他人事でないことに参加された
方が納得できた回となりました。
政治・選挙の情報の集め方・メディアリテラシーを学ぶ
1回目の回を踏まえて、2回目は、運営学生やゲストの渡邊さんにとってのそれぞれの政治・選挙との
接点を参加者目線でトークセッションを行う回に。
選挙管理委員会の方からのミニ講座もあり、新聞を使った論調の違いを感じるワークショップなども行われました。
そこでは、やはり『そもそも論調がこんなに各社で違うことに驚いた』など、複数の情報から意見を知ることの大切さ
も学ぶ機会になっていました。
地域(まち)の中で政治・選挙を気軽に語れる場のニーズ
運営学生とも共通の認識だったのが、そもそも選挙・政治について気兼ねなく語り合える場所が
少ないこと。これは政治という複雑な話題というだけでなく意見が分けれる話題だからこそ
親しい友人や家族といった近すぎる関係では話せない・語れない話題が出るかもしれないといった
政治特有の課題かもしれません。しかし地域カフェでは運営事務局がプログラムの目的を設定し
ファシリテーションしますので、みなさん安心して意見交換していました。
課題としては、イベント周知の段階で政治・選挙といったワードがあるだけで、難しいイメージを
持たれてしまうことでした。次回開催することになった際には、周知や内容の見せ方も工夫の余地が
あると感じました。
参加者の満足度は高かった今回の地域カフェ。本当にたくさんの方にお越しいただき
ありがとうございました。また運営に関わって下さった皆様もありがとうございました。