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日本一優しい会計事務所「優貴会」を訪問してみよう
仕事の現場を旅するように訪問し、社員とコミュニケーションをとり、仕事を深く知るプログラム「WorkTrip」。
その第一回目として、税理士業務に興味のある4人の学生とともに、税理士法人優貴会を訪問しました。
優貴会は昭和23年に筑西市で事務所を開業しました。その後、経営者の世代交代を経て規模を拡大し、現在では結城市を本部とし、「日本一優しい会計事務所」を目標として業務を行っています。
小山等に支所があり、大規模な会計事務所ながら、地域に根ざしたきめ細やかなサービスで、多くの顧客から大切にされている事務所です。
小山市からほど近い、茨城県結城市。この歴史ある町の一角に、優貴会本部はあります。
白い大きな建物は、会計事務所という言葉から想像されるよりも、とても大きい。
緊張しながら、中に入っていきます。
対応してくださったのは、共同代表/小山本部所長を勤める税理士の松井さん。笑顔がステキで優しい雰囲気のやり手税理士です。
早速、大きな会議室で、会の成り立ちから、業務内容について詳しいお話を伺います。
一体何をする会社なの?会計事務所の仕事の実情とは
松井様からは、なかなか聞くことのできない業務の実態や、税理士法人業務におけるキャリアパス、公認会計士の業務である監査報告書の提出に関係する内情など詳しいお話が行われました。
優貴会は、約60名のスタッフを抱える、地域では5本の指に入る大規模な税理士法人で、その業務は、
1.記帳代行
2.税務申告
3.補助金助成金の代理申請
4.セミナー・講演会
5.起業創業支援
6.海外進出の支援
などに分かれています。
最も比重が大きいのが、「1.記帳代行」 です。企業活動における支出や収入などを適切に記録し、帳簿を作成する業務です。毎月定額の顧問料を受け取って実施します。
「2.税務申告」も重要な業務です。年に一回、決算申告料・税務申告料を受け取って実施します。
また、相続・事業継承に関わる業務もあります。
これらは、一見すると難しい話のようですが、優しく噛み砕いて説明してくれる松井さんの話に、参加者はみな聞き入っています。
参加者からは、スルドイ質問も。
「会計事務所は小規模の記帳代行は受けないという話を聞いたのですが?」とのこと。
松井さんの回答は、「おそらく顧問料が割が合わないという判断があったのだろう」とのことでしたが、その話に併せて、記帳代行が直面する業界の難しい状況についての話がありました。
現在、世の中にはクラウド会計サービス「マネーフォワード」「freee」を始めとし、様々な会計システムがあり、低価格化・競争が進んでいます。
優貴会では、お客様が使っているシステムに柔軟に合わせて記帳代行等サービスを提供するようにしていますが、これらのシステムへの入力業務を極端に安価な値段で対応する競合サービスも生まれてきています。それらとの競争はどんどん厳しくなっているなど、業界のリアルが語られました。
就活で聞けないことも聞ける!ランチミーティング
そして、お待ちかねのランチ。社員の皆様と一緒に特製お弁当を食します。
食事しながらも話は尽きません。
なぜこの会社を選んだのか、やりがいは何か、業務時間は実際どのくらいなのか、社員同士の関係は良いかなど、たくさんの質問が飛び交いました。
ここで実感したのは、優貴会はとにかくアットホームな会社であること。人間関係を含む、社内の明るい雰囲気を実感します。
また、繁忙期には残業等もありますが、個人に任されている裁量は大きく、働くスタイルも柔軟性がありそうです。
就職活動ではなかなか聞く事のできない本音トークがたくさんできるのは、このプログラムの魅力です。
社員と学生という、普段は会うことの少ない者同士が集まることだけでも話題は豊富ですが、さらに突っ込んだ裏話が聞けると合って、昼食会はとても盛り上がりました。
業務体験!記帳代行を実際にやってみよう
午後は、優貴会で使われている本物の会計ソフトを実際に触ってみるワークショップが行われました。
参加者がそれぞれ自由に、収入や支出を会計ソフト上に登録していきます。売上、人件費、光熱費、仕入れ等々・・・。
慣れない操作に戸惑いつつも、少しづつコツを掴むとスムーズに登録ができるように。
全員で思いついた数字を入力し終わり、最後には一年間の収支が表示されます。
すると・・・、なんと大赤字。
売上に比べて、経費等の支出があまりにも多すぎました・・・。
「この会社は潰れますね」という松井さんの言葉に、一同爆笑。
会計業務の中では、このように会社が健全な経営を行っているかどうかがひと目でわかります。
優貴会では、今連携しているコンサルティング会社との連携を深め、将来的に自社内でコンサル事業の立ち上げも検討しているとのこと。
キャッシュフローを考慮し健全な経営を行う中小企業を増やすことは、その使命でもあります。
求められる人材になるには!?イチから学ぶ姿勢が、成長のカギ
その後、松井さんから、一緒に働いていきたい人物像が語られました。
「土日祝日は基本的に休みであるが、税務申告の締切などの繁忙期には残業や休日出勤もありうるため、柔軟に対応できることが必要とのこと。一方で残業代は足切りなど無く、行っただけ支払われます。」
「仕事の現場は、大学の勉強とは全く異なる世界です。学業の専門性にこだわらずに、イチから学ぶ姿勢があると、成長できるし、教える方のモチベーションも上がるので、重要ですね。今後組織を大きくしていくプランをもっており、そのために多様な環境で育った人や面白い人なども、積極的に採用したいと思っています。」とのことでした。
優貴会では、労働環境についてとても気を配っています。
「社員との労使協定もしっかり結んでおり、お子さんが小さい場合の就労時間の調整(1日4時間勤務、等)が正社員のままで可能となっています。また、個別面談を毎年行い、働く環境を柔軟に整える努力を行っています。」ということでした。人を大切にする意識がとてもよく見えます。
最後に学生からの質問タイム。「なぜ松井様が優貴会に入ろうと思ったのか。」という質問がありました。
「会計業務はお客様から感謝される仕事だと気付いたからです。私たちには、懐を全部見せて信頼してくれているお客様がたくさんいらっしゃいます。そのお客様から「ありがとう」と言われる瞬間の嬉しさは格別です。そして、その関係は先輩たちが積み上げてきたものです。それを崩さずに大切にし、感謝され、業務が成長していくことにとてもやりがいを感じています。」
人から感謝される仕事。これは、松井さんの仕事をする上で最も大切なことの一つのようです。
また、「競争の激しくなっている会計事務所の価値を上げるにはどうしたらいいのですか」という質問もありました。
「人と人の関係で成り立っている仕事なので、社員の人物の評価を大切にしています。多角的な調査を行って人物の評価をし、もし問題があれば何度も話し合って理解してもらえるまで話をします。そうやって、社員の評価、ひいてはお客様とのコミュニケーションのレベルを上げることで、会計サービスの質を上げるよう努力しています。」
社員を型にはめない職場とは。就職活動にあたってのメッセージ
採用活動についても率直なお話がありました。
「採用は今年ももちろん行っています。優貴会では、他社を優先して考えているという学生も歓迎します。SPIは実施しますがあまり重要ではなく、足切りもありません。」
「筆記試験よりも面接重視です。変わった質問をして、面白い回答をしてくれた人を採りたい。狭い枠に入りすぎると面白くないですから。優貴会を5年で倍の規模にするために、バラエティのある人を探しています。よくある中小企業は、社員を自分色に染めたいと思うことが多いですが、優貴会は違います。個性を大切にし、その力を活かして行きたいと考えています。」
最後に、松井さんから就活生へ強いエールが送られました。
「みなさんは、間もなく就職活動を開始します。学生時代にやりたいと思った仕事は、仮に違った道に進んだとしても、また戻ってきます。30代に差し掛かったころにまた、あの時こうしておけば良かったと思うことになるほどの重要なものです。ですから、絶対に後悔しない就職活動をしてほしいと思っています。みなさんのこれからの活躍を祈願しています。」
そんな話で、締めくくられたWorkTrip。自社の採用活動という視点だけではない、松井さんの学生に対する思いやエールが響いた学生は多かったのではないでしょうか。
採用情報税理士法人優貴会では、2018年新卒採用を行っています。ご興味のある学生は、詳細を確認のうえ、エントリーしてください。皆様の応募をお待ちしています!
業務内容 税理士業務補助(決算時の書類作成等)、経営に関するアドバイス、会計業務(毎月の経理他)等 勤務地 茨城県結城市新福寺2丁目19番地22(結城本部) 勤務時間 8:30〜17:30 休憩60分 休日・休暇等 土・日・祝日・年末年始休暇等会社カレンダーによる 学歴 大学・短大・高専・専門学校以上 必要な免許・資格 日商簿記2級以上又は同等以上の知識、普通自動車免許 給与 月給日給制17万円〜 手当 通勤手当(上限あり) 昇給 年1回 4月 賞与 年2回 加入保険等 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険等 応募方法 電話連絡後、履歴書(写真貼付)・職務経歴書等を送付して下さい。後日、こちらからご連絡致します。 選考方法 書類選考・筆記試験(簿記他)・面接 備考 ※試用期間6ケ月あり期間中は時給制 詳細、応募は「優貴会ホームページ」から。 |