福島の手仕事商品の作り手さんに会いに行き、商品に込められた想いに触れながら、ワークショップ形式でモノづくりを体感できる旅
どんな旅だったのでしょうか。
さっそく振り返ってみましょう。
まず最初に訪れたのは、道の駅よつくら。
海岸沿いにあるため、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、2012年にリニューアルオープンしました。1階は、地元の新鮮野菜をあつかう直売所やお土産屋、2階は地元の食材を使ったメニューを提供するフードコートになっています。
お土産屋さんには、私たちも応援しているいわきオーガニックコットンプロジェクトやいわきオリーブプロジェクトの商品も売られていました。
続いて向かった先は、苗木forいわきプロジェクトの現場である海岸林!
今回は、その活動団体であるフクシマ環境未来基地のスタッフ本宮さんから、震災から今に至る海岸の状況や活動の経緯、詳しい活動内容についてお話して頂きました。
しかし、ただ植林している訳ではなく、自分たちで植林するための土地を整備するところからやったり、植林するクロマツの苗木を地域の小中学校に育ててもらったり、企業の方々に週末ボランティアできていただいたりと、いろいろな方々と協力して現在の海岸林は守られているのだそうです。
また、FukuFukuでは津波の塩害により枯れ行き場を失ったクロマツを利用し、商品開発に取り組んでいます。そこで、商品づくりに使用する枯れたクロマツの枝を集める作業の体験を行いました。
お昼は、復興商店街「とよマルシェ」へ。美味しい天丼や海鮮丼でおなかいっぱい。
午後は広野手芸有志会へ訪問!
こちらでは、いつもFukufuku商品であるオーガニックコットンのフェイスタオルやボディタオル・アクリルタワシを作っていただいています。さらに新商品の開発も一緒に進めさせてもらっています!こちらもこうご期待!
商品のこと、震災当初の事などをお話ししていただいた後に手芸を教えて貰いました!
これがなかなか難しくて、参加者皆苦戦していました・・・。
でも、大人数であーでもないこーでもないといいながら編み物をするのは楽しいものですね。
作り手さんにアドバイスをもらいながらなんとか1人1つずつコースターを完成することができました。帰り際、作り手さんの作ったアクリルタワシをお土産にいただいちゃいました!ありがとうございました!
最後に...
震災から5年、福島でも大きな転換期を迎える中、私たちも今年からモノづくりの方向性を見直し再スタートを切りました。大きな挑戦の年ですが、一つ一つ、一人一人と丁寧に向き合い、取り組んでいきたいと思っています。そして、今回ツアーでまわった作り手さんと栃木の若者たちで一緒に作っている新しい商品がもうすぐ販売をスタートします。ぜひ、手にとって頂けると嬉しいです。
今回、ご協力いただいた広野町手芸有志さん、フクシマ環境未来基地さん、栃木県青年会館さん、ありがとうございました。