プロジェクトサマリー

日本の空き家問題の最前線でのインターン。

“住宅を建てる”ビジネスから、“住宅を守る”ビジネスへ新たな事業開発に挑む総合建設会社。

全国で広がる空き家問題に対して、“まちづくり貢献企業”として解決できるニーズを探る調査プロジェクト。

受け入れ団体

積和建設北関東株式会社

概要

事業所のある宇都宮市平松本町エリアに限定して、空き家、また空き家を所有するオーナーの抱える課題を社員とともに調査し、住宅づくりに高い技術と実績を持つ会社の資源を組み合わせていく新たな事業創出の種(ニーズ)を見つけていきます。

企業内で知りたいことをまとめ、調査内容と調査方法を整え、実践、報告を行います。

プロジェクト背景

平成25年の総務省統計では、総住宅数は6063万戸と,5年前に比べ,305万戸(5.3%)増加しているものの、空き家数はそれ以上の増加率8.3%(63万戸増)で、820万戸、空き家率は、13.5%です。宇都宮市においても、例外ではなく、推定で39,800 戸が空き家となっています。空き家率も全国水準を超えた15.9%が空き家となっています。加えて世帯数以上に住宅供給のほうが多くなっています。

そこで、地域に密着した企業による利活用を含め、企業として空き家問題、また空き家を抱えるオーナーの課題を解決していく役割・事業を探っていきます。

また住宅業界では、従来、住宅づくり(新築、リフォーム等)で成長してきた事業モデルでしたが、人口減・世帯減により新築住宅市場規模は減少傾向です。また、新卒等の若手人材の入社希望も少なく、社員の高齢化が加速するほか、技術継承をふまえた世代交代が難しくなってきています。

これからの担う若者にとっての魅力ある住宅業界としていくためにも、空き家の問題解消と新しい担い手が参画したくなる事業の創出が組織内の大きな課題となっています。

インターン生の取り組み

【1~2週目】(1週目)

[初日~4週目 / 調査準備期 ]

組織理解、社内業務経験・理解、組織ニーズの把握、調査目的の確認、

調査項目(アンケート)案の策定開始、調査回答者のインセンティブの設定・用意、

実施スケジュールができる

ゴール1:アンケートが決定し、実施スケジュールが出来上がる

 

[5週目~15週目 / 調査実施期 ]

地域調査実践、空き家物件確認、アンケート調査(目標回答件数:50件)、調査回答まと

ゴール2:目標件数のアンケートを回収する

 

[15週目~20週] / 調査報告期 ]

調査報告のまとめ、社内報告

ゴール3:社内への報告を実施する

特徴

特徴1

チーム(2名)で挑む空き家問解決実践型インターンシップ

特徴2  

住宅メーカーの新規事業創出の源泉となるニーズを掘り起こす

期待する成果

  • 調査内容、調査方法の整理と確立
  • 地域密着型ストックビジネスへの社としての展開に向けて、平松本町エリアの空き家、また所有者の問題意識実態を把握する。

→目標調査回答件数 50件

  • 社内報告の実施

仕事内容

  • 社内業務補助
  • 組織ニーズの把握、調査目的の策定、
  • 調査項目(アンケート)案づくり、実施スケジュールづくり
  • 調査の実施
  • 調査内容のまとめ(空き家物件確認、アンケート調査等)
  • 社内報告資料の作成と発表

得られる経験

  • 空き家所有者等のヒアリングにより問題の要因をダイレクトに知ることができる
  • アンケート等調査の実践値を高めることができる
  • 地域ニーズと企業シーズ(資源)を組み合わせた事業創出策がわかる
  • 地域密着型の住宅メーカーのリアルな業務が理解できる

こんな人におススメ

  • 空き家の問題、利活用の関心のある人
  • 住民のニーズ調査等の実践値を高めたい人
  • 企業内の新規事業創出に関わりたい人

事前課題

なし

勤務条件

期間

3ヶ月程度

(8月21日から10月30日のうちの150時間程度)

勤務頻度

学期中:週2日程度

長期休暇中:週4日程度

勤務時間

8:30~17:30

※曜日は相談可

勤務地

積和建設北関東株式会社

(栃木県宇都宮市平松本町1136‐5)

活動支援金

無し

交通費支給

応相談

応募方法

希望者は以下よりエントリーシートをダウンロード、記載の上、当事務局までお送り下さい。

追ってこちらよりご連絡いたします。

エントリーシート

応募先

ysn_officeアットマークtochigi-ysn.net

(件名を「積和建設インターン希望」としてください)

経営者プロフィール

積和建設北関東株式会社 代表取締役

杉澤 武美

プロジェクト受入れ担当者

総務課 牧田豊樹

-空き家の課題に実践的に取り組む、チャレンジ精神と夢のある学生を求む!-

企業とは、社会に貢献し、人々に喜んでもらう為に存在するものと考えております。当社は、これからの人口減少の時代に向けた、新しいビジネスモデルを創造し、地域に貢献していきたいと考えております。

住宅業界は、戦後の焼け野原から高度成長期にかけ、良質な住宅を大量提供する事で社会に貢献してきました。しかし、現在、情勢の変化とともに空家が増え、社会問題化しております。当社はこの問題に取り組み、住み心地の良いまちづくりを目指しております。

これからの、新しい世の中の仕組みを創ろう!という“チャレンジ精神”と“夢”を持つ学生さんの応募、お待ちしております!