カフェ創業物語と起業について
このプログラムは、全国中小企業団体中央会による「地域中小企業の人材確保・定着支援事業」の一環となり、主催である株式会社ティビィシィスキヤツトの野崎さんから、本事業のご紹介をいただきました。
今日のメニューは、大きくこの3つ。
- 講師によるカフェ創業物語&起業で大切なこと
- アイデアを生み出すワークショップ
- My cafe つくりワーク
簡単な自己紹介やプログラムのグラウンドルールなどのオリエンテーションの後、講師によるトークセッションがスタートです。
講師は、株式会社キップルネットワーク 代表取締役(cafe Mario オーナー)の清嶋磨利夫さん。
大学卒業後、栃木県庁へ入庁し、中小企業振興や地域活性化などを担当。県庁を早期退職し、会社を設立。経営コンサルタントとして独立するとともに「cafe Mario」を開店し、多くのファンがその魅力に足を運んでいます。
そんな、清嶋さんからは、大学時代の海外放浪で感じたことや起業について大切なこと、「起業は社会の新陳代謝」「実現したいことを工程表に落とし込む」「成功するまでやり続けること」「そのためにも小資本からスタート」などを自身の体験を交えながらお話ししていただきました。
続いては、アイデアを生み出すワークショップです。
まずは優れた課題認識とそれを突破するアイデアで事業を展開している企業とその共通点を探り、では、そんなアイデアを生み出すひとつの手段として、ワークショップを行いました。
今回試したのは、クロスキーワードという名の発想法。1人でも複数でもできる方法なので、ぜひ煮詰まった時にでも、活用してみてくださいね。
My Cafe を描く
いよいよ、本番。 今回のテーマは「カフェ」。想いやアイデアをワークシートに落とし込みます。 イメージでは出来上がっていたものが、いざ明確に言葉にしていくと、足りない部分に気付きます。イメージを形にする作業を通して、アイデアの細部に手を入れる。これが実はとっても大切なんですね。
それぞれがカフェを媒体として、健康や国際協力、日本の伝統文化、音楽、多世代交流、地域の居場所などなど、自分の関心ごとと絡めて思い思いのMy cafeを描いてくれました。これらが実現したら、きっと地域も人も良い循環が生まれるのではとワクワクです。 まずは、起業やプロジェクトを始める際に大切なイメージと、「自分にもできるかも」という想いを抱いてくれたらと思います。
今後も定期的にこうした時間や起業に向けた合宿などを計画していますので、興味がある学生は、ぜひご参加ください。 ※また就職や働くというイメージを手に入れたいという学生も大歓迎です。
ご協力いただきました「cafe Mario」清嶋さん、貴重なお話しどうもありがとうございました。
全国中小企業団体中央会「地域中小企業の人材確保・定着支援事業」
受託団体:株式会社ティビィシィ・スキヤツト
実施団体:NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク