2016年11月から那須烏山市地域おこし協力隊として活動している、北海道出身の市田久美子と申します。
私たちの任務は中心市街地の活性化。任期終了後には起業を目標としています。
そのため、着任早々、ローカルベンチャー養成研修を受講しています。
まず、地域を知ることが第一歩。でも、知り合いは一人もいないし、その手段、糸口すらわかりませんでした。
研修では、具体的に地元の人たちとの繋がり方や地域おこしの事例を学び、現在地域活動に励んでいる市内の団体を紹介していただいております。
更にインターンシップ制度で団体に出向き深く携わらせていただいております。
与えられたネットワークから、自らコーディネートする力を持ち、育んでいこうとしています。
また、実際に街に出て行うフィールドワークでは、初めてお会いする住民の方とお話しすることに戸惑いを感じたり、緊張もしましたが、皆様の温かい対応がとても嬉しく徐々に慣れていくことができました。
そして、何度も顔を合わせるうちに少しずつ地域の現状や求めているものが見えてきました。
仲間が調査したことや、外部の人たちの考えや意見を聞くことも非常に刺激を受けます。
今後、私たちが企画し住民の方々に参加してもらうことを想定した住民参加型演習にも力を入れていて、ワークショップの運営の仕方やファシリテーターとしての役割についても学んでいます。
この2か月間で得られた経験は基礎になり今後様々な場面で生きてくると感じています。
まだ、住人になって2か月。自分の想いや考えを理解してもらうのは相当難しいことだと思いますが、地域に根差した活動を地道にやっていきたいです。
研修を通して、那須烏山市が抱えている問題に取り組み解決に導くことができる人材になれるよう更に学んでいます。