今回は、前回に引き続き農林業編ワークキャンプ!

里山での活動

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一日目は、いわき市森林休養施設の湯の岳山荘内にある栗園跡地を、子どもたちが遊べる自然の森にするため整備を行いました。長い間管理されていない森は、雑草が背丈くらいのものばかり。刈るのは大変でしたが、作業前後の変化も大きく、みんなで力を合わせてやったので、達成感もひとしおでした。

お昼は、いわき市で長年林業を営まれている平子商店(ひらこしょうてん)の平子(たいらこ)社長にお話を伺いました。時代の流れによる経営方針の変化から震災当初のお話等、普段なかなか聞く機会がない林業の世界や林業の視点から震災を見る貴重な機会となりました。

復興公営住宅での木工ワークショップに向けた試作品づくり

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お昼を食べた後は、木工作業!今後実施する予定の公営住宅向けのイベントのため、今回はお箸、お椀、動物将棋づくりに挑戦しました。実際に作ってみると課題も多く、どうやったらうまくできるのかやり方を工夫しながら、こうでもないああでもないと作業に没頭。

夜は、今日の振り返りと、実際に木工ワークショップの試作品を作ってみての良かった点と改善点など意見を出し合いました。

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オリーブ畑での農作業

プレゼンテーション1

2日目は、いわきでオリーブ栽培による農業再生を目指す「いわきオリーブプロジェクト」の活動に参加。オリーブの木一つ一つに除草剤塗る作業を行いました。お昼は、オリーブオイルで焼いた取れたて野菜のステーキやオリーブ茶を頂きながら、このプロジェクトの理事である木田さんから活動の背景や想い、今の取組、今後のビジョンなどをお話伺いました。耕作放棄地の増加や、農業従事者の高齢化の問題が深刻化する中、新しい農作物への挑戦による新しい価値を創り出すこと、そしていかに若者を巻き込んでいくのかが解決の鍵となること等、とても大切な視点を学ぶことが出来ました。

次回の予定

9月12日(土)・13日(日)に開催予定。詳しくはこちら。

【第3弾】ユースワークキャンプ2016 in 福島 ~震災支援で社会貢献にチャレンジしよう!!今こそ、私たちにできること~