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現地を知る、復興に貢献する

9/6,7の週末、ユースワークキャンプ for 海岸林で福島県いわき市に行ってきました。活動概要はだいたい下記のとおり。いわき市沿岸の視察、久ノ浜商店街見学、海岸整備活動、お茶会交流会、海外清掃(クリーンクリーン活動)。 いくつか詳細を(#^^#)

まだまだ終わらない震災復興

「まだこんな状況か」車からその景色を見て、みんなそう思ったことでしょう。あれから三年半が経った今でも、全くのさら地状態。がれきもまだ完全には撤去されていません。ニュースや新聞ではもうほとんど報道されていないけれど、まだまだ復興は済んでいないのだと知りました。

自然との格闘。最後には木が愛おしく見えて…

海岸にある防災林。今回はここの整備として草むしりをしました。とっても地味な作業でしたが、参加者同士で話をしながら、ゲームを取り入れたりしながら、楽しく活動しました。作業が終わった頃には、参加者から「松の木がかわいく見えてきた」という声も。

笑いと涙がいっぱいの時間

現地のおばあちゃん達とお茶を通して、交流しました。今回は大学のサークルでお茶の作法を学んでいる学生が主体で、本格的なものでした。前日に練習をした際には、とっても難しく感じましたが、実際にやってみると、、、なんてこともなく、やはり難しい。 でも本当に楽しかったです。おばあちゃんたちが言っていた「若い人と話す機会はめったにないからねぇ」という言葉。私たちが持つ「若さ」という武器はとてつもなく大きな価値を持つようです。
そして最後に、現地で企画の協力をしてくださった方が言いました。「おばあちゃんたちがとっても楽しそうでした。本当にありがとう。」参加した学生の中には、その言葉を聞いて涙を流す人も。ただ楽しくやっていただけなのに、それが感謝されて、おばあちゃん達に幸せになってもらえて、嬉しかったのだと思います。

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まとめ

今回一番印象に残った言葉は「今できることをする」ということ。震災復興は自分一人が動いただけで簡単に進むものではありません。でもそれで止まっていては何も変わらないのも事実です。大切なのは、今できることをする。それがみんな出来るようになれば、少しずつ少しずつ進んでいくのだと確信しました。

そして参加者のみんなの素敵な感性。それを大切にして、悩んだり立ち止まったりしながら、一緒にがんばっていければなーとしみじみ思う土橋でした。みんな大好きです。 ありがとうございました。また会える日を楽しみにしています(#^^#)

※次回は11/15(土),16(日)です♪

(文:とちぎユースサポーターズネットワーク インターン生 土橋優平)