9月29日、新宿のコワーキング&レンタルスペースのHAPON新宿にて、地方での新しい働き方に関心を持つ首都圏在住者を対象にしたトークイベント“うつのみやStartup café”が開催されました。

 

このイベントは、宇都宮市を舞台に「起業×移住」を考えるためのビジネスプラン作成講座「うつのみやStartup camp」のリリースイベントとなります。

会場には宇都宮出身で、将来地元に貢献したいと考える方や、

宇都宮市に所縁はないものの起業も視野に入れて地方移住を検討している方など9名が集まりました。

 

宇都宮市産業政策課の鈴木様から、宇都宮市の魅力や地域課題、移住起業の支援制度などについて紹介いただきました。

首都圏から近いためビジネスを興す上での利点がある半面、交通のアクセスが良すぎるからこそ首都圏への若者の流出に歯止めがかからないといった問題の所在についてお話しいただいたのが印象的でした。

 

その後ゲストトークとして、宇都宮市で斬新な切り口で農業ビジネスを展開する宮本暢常氏(農人たち代表)から、Uターン起業の体験談と宇都宮の可能性などについてお話を頂きました。

東京都内でマーケティングやコンサルティングのプロフェッショナルとして活躍し、震災を機にノウハウも拠点もない状況で宇都宮で就農したストーリーに参加者は夢中で聞き入っていました。

・東京で仕事をしているとき、商圏は都内だけだったが、今は宇都宮+首都圏になり、逆に商圏が広がった

・時代的な逆風は競合の少ないビジネスチャンスである

といった意外な話に、宇都宮市で起業することの可能性を感じたようでした。

 

その後はグループを分けてのゲスト・プログラム運営事務局との座談会セッション。

質問を受け付けるだけでなく参加者たちは自分がやりたいことについても意見交換し合う充実した時間となりました。

 

プログラム終了後には、軽食を取りながらの懇親会も行いました。

ケータリングは、宇都宮市出身で栃木の食材を使った飲食を提供している「ことり食堂」の中里様に提供いただき、栃木県の食の魅力や農業関係者と連携した事業のイメージも掴む機会となりました。

参加者の中には、都内に就職したユースの仲間の懐かしい顔も。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

リリースイベントのあとはいよいよ「起業×移住」をデザインするビジネスプランづくり講座“うつのみやStartup camp”が始まります。

宇都宮市内のフィールドワークや創業支援のプロフェッショナルのメンタリングを受けながら、あなたのやりたいことを形にしていく4日間のプログラムです。

 

ビジネス経験の無い方、まだ宇都宮への移住をそこまで意識していない方大歓迎のプログラムです。

宇都宮で、あなただからできる新しい挑戦の可能性を探しに来てみませんか?

 

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うつのみやStartup Camp